社会不適合者ながねぎの憂の篩

29歳独身・過剰適応しながらぎりぎりサラリーマン。出社だるい。

働きたくない。寝そべりたい。

働きたくない。

今、暦通りで毎日8時間働いていて、業務量が多いせいでプラスで残業しているから週5日・控えめに見積もっても1日10時間くらいは自分の人生を切り売りしている状態であることに最近気づいた。

それで得たものは?と振り返ってみても、少しの金と大量のストレスだけで、発散のために散財して収支は赤字になったりすることもしばしばだ。実に馬鹿馬鹿しい。

 

あ〜働きたくない。

明日も出社するのが嫌だ。業務が自分の能力を質量共に超えた状態で2年半、人不足の部署でただ来たものをこなすだけの姿勢でやってきてしまっているから、何かがうっかり抜けていたり大事故が起こるイメージをしてしまって明日が来るのが怖い。実際今年度に入ってから大きなクレームも起こしている。

明日が来るのが嫌だ。だから、夜更かしをしてしまう。例え、翌日起きれず遅刻する上に、睡眠5時間とかで酩酊した脳みそで出勤し能率が落ちて更に自分の首を絞めるだけで良くないと分かっていたとしても、、、

 

あと、僕は結婚や子供にも興味ないし難病の家族がいるわけでもない。だから、守るべき家族とかがいる人達と同じように働く必要性を感じないんだよね。必要以上に働くことが馬鹿らしい。熱意が湧かない。

働くのは何のため?という自問に対して、『現場を回すため仕方なく』『お世話になった人に迷惑をかけないため』くらいしか出てこなかった。これらは全て他人動機なアンサーだ。

そんな他人軸な時間の使い方を週に50時間以上しているわけだから、自分を生きている感覚もない。当たり前である。就活生の頃からアイデンティティの構築に失敗し続けている。自我がない。脆い。仕事のために生きているようなものである。こんなのは嫌だ。

だから、少しでも自分の時間を取り戻そうと、残業して帰宅後疲れていても『自分の時間を取り戻さなくっちゃ!』と脅迫的にネットで興味のある分野の記事やブログを見たり、本を読んだり、Youtubeをひたすら見たりして夜更かししてしまう。

こういう現象を、『リベンジ夜更かし』というらしい。

 

ああ〜早く仕事から逃げたい。逃げてぇ。逃げてぇ。休みてぇ。休みてぇ。

全部誰かになすりつけて、皆が仕事であくせく眉間にシワを寄せて働いている平日の真っ昼間から自由になって思いっきり笑って過ごしたい。

休みの日くらいは電話もフルシカトして1mmたりとも仕事のことを考えず心穏やかに過ごしたい。

 

今の僕の夢は『寝そべり族』だ。今は関東の首都圏ワーカーだが、次の物件の更新のタイミングで地方都市に移住し、ミニマムライフコストで必要最低限だけ働き、あとは自分のための時間にして気楽に読書や散歩、ゲーム、勉強を楽しんで生きていくつもりだ。

そこに向けて、最低限引越しの軍資金確保をしないといけない。かといって、今の仕事をしながら生活水準をいきなり下げすぎてもストレスが溜まってしまう。しかも、今現在貯金ゼロである。

僕はすぐ不安になってしまう性質なので、引っ越しの軍資金の他に辞める前に投資を少額しておき最悪取り崩せるセーフティーネットを作っておきたいから、即時即刻では今の仕事をやめられない。

あと、一応8年勤めて良くして貰ったことも多かった会社ではあるから、まだ最低限の義理は通したい気持ちも2%くらいある。実にしょうもない見栄とプライドである。

優柔不断ゆえに、まだ心の底からの決心が固まっていないのだと思う。

 

だから、とりあえずあと数ヶ月で会社をやめるプランと、1年会社員を続けて辞めるプランと2つ考えている。

 

ああ〜、、明日もだりぃな〜